「iDeCo」ようやくスタート!

「つみたてNISA」についてはすぐに口座を開設して積立を始めました。ところが「iDeCo(個人型確定拠出年金)」に関してはすぐには始めませんでした。

理由は単純で、勘違いをしていたからです。 自分の会社は 「企業型確定拠出年金(企業型DC)」を行っており、「マッチング拠出」も導入しています。そして「iDeCo」 の加入資格には「マッチング拠出を実施していない企業型で、規約に『個人型確定拠出年金』に加入できる旨を定めた場合のみ個人型への加入が可能」とあります。これを読んで加入できないものと思い込んでしまっていたのです。

もう少し詳しく説明すると、自分の会社は「企業型DC」を今から10年程前、これまでの退職金制度から変更して導入しました。管理人はこの時点で役員に就任しており(一応)、会社の規約上「加入対象外」となりました。そのため「企業型DC」に、私個人は加入していません。「企業型DC」に加入していないのですから、 問題なく「iDeCo」に加入できるのですが、他の社員と同様に加入できないものと勝手に理解していました。

ところが今年の春先、株式投資に興味を持ち始めた管理人は会社の総務に何とはなしに「iDeCo」のことを聞いてみました。するとなんと加入できると言うではありませんか! そこで慌てて「マネックス証券」に申し込み、少々時間が掛りましたが7月から「iDeCo」をスタートさせることができたのです。

話は変わりますが、「企業型確定拠出年金(企業型DC)」 について、管理人は少々後悔をしています。会社の重要な福利厚生制度なのですから、役員としてもっと深く勉強するべきでした。今の知識があれば多少なりとも「運用商品の選択」にしても、「資産運用の社員教育」についても、もっと良いアドバイスなり対応ができたはずです。「企業型DC」の運用はあくまで本人が判断するという「自己責任」の原則があることと、自分自身が加入していなかったことで関心が薄くなっていました。

社員の実際の運用状況を確認してみると「元本保証」の商品を選択している社員が約半分いました。 なんともったいないことでしょう。運用商品のラインナップをあらためて見てみると、とんでもなく信託報酬の高い「アクテイブファンド」ばかりです。これでは選ぶ商品がありません。運用商品はすぐにでも見直さなければならないとおもいました。

これまでの反省を踏まえ、そしてこれからの自分自身の資産運用の考え方を、ある程度体系化していきたいとおもったことが、実は本ブログを立ち上げた理由です。会社の後輩社員に資産運用の良いアドバイスができるようにもなりたいです。そんなことで今後は分かりやすい「企業型DC」の記事を書いていこうとおもいます。

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