「大和住銀DC外国株式ファンド」VS「インデックスファンド」

本ブログで管理人が絶賛した「大和住銀DC外国株式ファンド」についてもう少し深掘りし、さらに「インデックスファンド」との比較をしてみることにいたします。

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「大和住銀DC外国株式ファンド」の特徴

この商品は2006年に「年金機関投資家」「確定拠出年金」向けとして売り出されました。「アクティブ」ですので信託報酬は「バカ高」です。しかながそれを凌駕するパフォーマンスをこれまで出してきています。

「ティ・ロウ・プライス」に運用を委託

運用を米国の「テイー・ロウ・プライス」に委託しています。成績が良い理由はこれです。「テイー・ロウ・プライス」は1937年に設立された独立系の運用会社です。創業者の「トーマス・ロウ・プライス・ジュニア」は「成長株(グロース株)の祖」と言われた人物でした。この会社の独自のファンダメンタル・リサーチによる運用は、長年に渡ってひじょうに評価が高いです。

1995年に設定された「T.Rowe Price Global Stock Fund」という本家本元のアメリカのファンドがあります。この商品は他のベンチマーク指数やカテゴリーを長年に渡って大きく上回る抜群の成績を叩き出しています。その理由は、会社の方針や哲学がぶれずに来ていることと、ファンドマネージャーの質が抜群に高いからだと言われています。いずれにせよ長年に渡って高いパフォーマンスを再現できる、運用体制を築き上げてきた組織であることに間違いはありません。

同じ船に乗る(the same boat)

アメリカでは「ファンドマネージャーが自分の個人資金を、自分の運用しているファンドにどれだけ入れているか(自己資金投資額)」を開示することが義務付けられていいます。2012年から上記ファンドのポートフォリオ・マネージャーである「デイビッド・アイズワート」は、100万ドル(約1億1千万円)以上を自分のファンドに投じています。これは投資家と「同じ船に乗る(the same boat)」という姿勢を見せ、なおかつ優れたファンドであるという証にもなっています。

「インデックス型外国株式」ファンドとの比較

このような会社に運用を委託している「大和住銀DC外国株式ファンド」ですが、実際の数値を他の商品と比較してみることにしましょう。 まずは「企業型DC」に数多く採用されている10年以上運用の「インデックスス型外国株式」との比較になります。

10年以上運用の「インデックス型外国株式」ファンドとの比較

「純資産総額」は人気をはかるバロメーターのひとつですが、「インデックス」商品も、実は人気商品があることが分かります。それにしてもアクティブの「大和住銀DC」の信託報酬は高いですね。

「リターン」を比較すると「大和住銀DC」の圧勝と言っていいとおもいます。インデックス商品は「指数」の動きに連動した運用成果を目指す分けですが、ここまで全部似たような数値になっているとは驚きました。逆にこれこそが「インデックス」のメリットなのでしょう。

「シャープレシオ」も同様に「大和住銀DC」の圧勝です。「大和住銀DC」強すぎます!

信託報酬激安の人気「インデックス型外国株式」ファンドとの比較

次に信託報酬を極限まで低く設定して近年発売された、人気 「インデックス型外国株式」 商品と比較してみましょう。

これらの商品は驚異的なスピードで「純資産総額」を増やしていることがわかります。

運用期間がまだまだ短い商品が多いため比較しずらいのですが、やはりこの結果は「大和住銀DC」の圧勝と言っていいとおもいます。また人気「インデックス」商品の信託報酬が安いメリットは、ある程度運用期間が経過しないと、リターン数値に表れてこないとおもいました。

「大和住銀DC」の1年シャプレシオだけ数値が低い理由は何なのでしょう? リスクの大きい投資(例えば新興国等)が近年増えたということなのでしょうか? よく分りません。

まとめを

今回「大和住銀DC」と、他のインデックス商品を比較して以下のことをあらためて認識しました。

  • 「大和住銀DC海外株式アクティブファンド」はやっぱり素晴らしい!
  • 「インデックス」商品は安定した運用成績である

管理人は、信託報酬の安い分散の効いたインデックスファンドに投資するのが、一番安定した運用結果につながると考えています。しかし今回の検証を踏まえ、投資の一部は「大和住銀DC」のようなアクティブに託すのもありだと感じました。

個人の投資において、これが「正解」というやり方は無いとおもいます。最終的には皆さんひとりひとりが自分の納得した運用方法を見つけ、それをぶれずに行っていくことが大事だと考えます。

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